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半夏生とは?2017年はいつ?たこやうどんを食べる地域や理由

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“半夏生”という言葉をご存知ですか?ちょっと馴染みは薄いかもしれませんが、地方によってはこの日にたこやうどんを食べるといった風習があります。

今回は半夏生の意味や2017年はいつに当たるのか、またこの日にたこやうどんをなぜ食べるのかなどについてご紹介します。

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半夏生とは?

半夏生(はんげしょう)は雑節の一つであり、七十二侯の一つ“半夏生(はんげしょうず)”から作られた暦日です。夏至から数えて11日目が半夏生の暦日にあたり、七十二侯では5日間を半夏生(はんげしょうず)といいます。

例年、7月2日が半夏生になっています。(年によっては7月1日になる場合もあります)

昔から気候の変わり目として農作業の大切な目安とされており、この半夏生までに田植えを終わらせないと秋の収穫量が減ると言われてきました。

田植えなどの農作業を終える目安となることから、半夏生から数日休む地方もあります。

三重県ではハンゲという妖怪が徘徊する時期なので農作業を休む風習があったり、天から毒が降ってくるので井戸に蓋をする、この日に採った野菜を食べないという地方もあります。

これらは重労働である田植えで疲れた体を休めるために考えられた知恵のようです。

半夏生の名前の由来は、サトイモ科の烏柄杓(からすびしゃく)という薬草(食用不可)が生える頃からです。この植物の塊茎は“半夏”といい、古くから生薬として利用されてきました。

“半夏生(別名カタシログサ)”というドクダミ科の植物もありますが、これは名前の由来となった烏柄杓とは異なるもので、この頃に花を咲かせることに由来する説からです。また、葉の片面だけが白くなることから読み方は同じですが、半化粧と書く場合もあります。

(半夏生(ハンゲショウ)、カタシログサ)

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2017年の半夏生はいつ?

昔から半夏生は夏至から数えて11日目とされてきました。

2017年の夏至は6月21日(水)なので、半夏生は数えて『7月2日(日)』となります。

そして現在では天文学的に半夏生は「天球上の黄経100度の点を太陽が通過する瞬間」が正確と定義されています。

国立天文台が発表している2017年の暦要項では、この点を通過するのは7月2日(日)0時57分と計算しています。天文学的にはそれが起こる瞬間としていますが、暦ではそれが起こる日として考えます。

どちらの考え方からも2017年の半夏生は7月2日(日)ですね。

半夏生にたこやうどんを食べる地域や理由

上記でも少し触れましたが、日本各地で半夏生にちなんだ風習や言い伝えなどがあります。その中でもたこやうどんを食べる習慣について、その理由をご紹介します。

『半夏生にたこを食べる』
主に関西地方の風習です。

これは、旬を迎えて栄養価の高いたこを田植え後の半夏生に食べ、作物がたこの足の吸盤のように大地にしっかりと根付くことを祈願するといった意味が込めれられています。

関西地方のスーパや店舗などでは、この時期に“半夏生にはたこを食べましょう”といった宣伝があったり、実際に鮮魚コーナーでたこが沢山売られたりします。

そして、関西でたこといえば明石です。明石海峡の激しい潮流によって、明石市はマダコの漁獲量が日本一とされ、ちょうど7月から9月に旬を迎えます。

数年前から明石市と民間団体によって半夏生にたこを食べる風習を広め、明石だこをPRするイベント“明石半夏生たこまつり”が7月1日から8月8日まで開催されています。

ちなみに、たこの栄養価は良質なタンパク質、ビタミンB12、ビタミンE、亜鉛などのほか疲労回復にも効果があるといわれるタウリンを多く含んでいます。

『半夏生にうどんを食べる』
主に讃岐地方(香川県)の風習です。

うどんの原材料である小麦がちょうどこの時期に収穫されることから、収穫した小麦でうどんを打つことが風習になったと言われています。また、麦の刈り入れや田植えが終わる半夏生の頃に農作業を手伝ってくれた人達へ振る舞うためにもうどんを打ったという説もあります。

香川県では1980年に7月2日を「うどんの日」に制定してから各地で関連のイベントが開催されるようになりました。

その中でも有名なのが、高松市の中野天満宮で行われる「献麺式」です。内容はその年に収穫された小麦で打ったうどん、出汁の材料となる醤油・昆布などを神前に奉納します。式の後には、うどんのお振舞い(無料)が行われます。

まとめ

昔の日本人は農業に密着した生活だったので農作業の目安になる生活暦が重視されていて、半夏生はこの時期にまでに田植えを終えなければ秋の収穫量が減ると考えられていました。

田植えで疲れた体を休めるための知恵なども生まれ、関西では旬のたこを食べて疲労回復するといった風習や讃岐では収穫した小麦でうどんを打つ風習も生まれたようですね。

以上、「半夏生とは?2017年はいつ?たこやうどんを食べる地域や理由」でした。

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