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労働者の日と勤労感謝の日の違い 日本の日にちはいつ?

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勤労感謝の日は日本の国民の祝日です。では、労働者の日があるのはご存知ですか?どちらも働く人の日ですが、いったいどう違うのでしょうか?

今回は“労働者の日”と“勤労感謝の日”の違いについて、また日本ではそれぞれいつなのかについてご紹介します。

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労働者の日と勤労感謝の日の違いは何?

労働者の日は英語で「Labour Day」と言い、世界各地で毎年5月1日に労働者の祭典が行われることから“メーデー(May Day)”とも言われます。

この日は労働者が統一して、労使条件の改善や権利要求する日です。日本でも東京や大阪、京都など全国各地でメーデーの集会が行われます。

19世紀後半のアメリカで労働者が、その当時過酷であった労働条件や低賃金の改善を求めて起こしたストライキやデモに由来します。

一方、勤労感謝の日というと、「働く人、労働者に感謝する日」ですね。

1948年(昭和23年)に公布・施行された国民の祝日に関する法律でも「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。

勤労感謝の日は、第二次世界大戦まで11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」という名前の祝祭日でした。

新嘗祭とは、飛鳥時代の皇極天皇(642年~645年)の頃から始まったとされる神々に五穀(稲・麦・粟などの穀物)の収穫を祝う風習です。

昔から農業国家であった日本は、その年の収穫物が翌年の収穫まで国を養う大切な蓄えとなるため、天皇が天神地祇(てんじんちぎ・日本の古くからの神々)に五穀の新穀を供え、自らも食して国家の繁栄を祈ることを目的とした祭祀を行ってきました。

新嘗様は現在でも最も重要な祭祀として、毎年11月23日に宮中で天皇陛下が祭祀を行われています。

この新嘗祭が「勤労感謝の日」となったのは、前述のとおり1948年の法律からです。

経緯は第二次世界大戦後の日本は、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領政策によって天皇の祭祀から切り離される形で改められました。その際に、アメリカの祝日である“労働者の日”と“感謝祭”を合わせて「勤労感謝の日」となったと言われています。

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労働者の日と勤労感謝の日、それぞれ日本は何月何日?

労働者の日は日本では5月1日となっていますが、法律などでは決められておらず国民の祝日ではありません。

しかし、国連などの国際機関によって定められた国際デーであり、ヨーロッパや南米諸国、社会主義国など多くの国で祝日とされています。

一方、アメリカ合衆国やカナダではメーデーで以外の9月最初の月曜日を労働者の日として祝日としているところもあります。

勤労感謝の日は、前述の通り、毎年11月23日と法律で決まっています。

この日付は新嘗祭に由来していますが、そもそも新嘗祭は1872年(明治4年)までは旧暦11月の2回目の卯の日に行われていました。それが翌年、現在のグレゴリオ暦が導入された時に該当する日が11月23日であったことによります。

実は日付には深い意味はなく、偶然決まったとも言えますね。

ちなみに日本では祝日となっていない労働者の日ですが、1980年代頃から祝日化を希望する動きがありました。

しかし、その趣旨が勤労感謝の日と似ていることや、5月4日が“みどりの日”として祝日化したこと、GWの期間中にこれ以上祝日が増えると金融市場が長期間開かれないことになることへの懸念から現在では祝日化の動きは頓挫しています。

まとめ

労働者の日と勤労感謝の日はどちらも趣旨は似ていますが、その由来はかなり違います。

労働者の日は、19世紀後半にアメリカで労働者が労働条件と賃金の改善を求める運動、勤労感謝の日は元々新嘗祭といって、日本では古くから収穫を祝う祭祀でしたが、第二次世界大戦後にGHQによって名称と意味が変えられたものとなりました。

以上、「労働者の日と勤労感謝の日の違い 日本の日にちはいつ?」でした。

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